ごあいさつ
成人男性の高齢化に伴い、前立腺肥大症の患者数は年々増加しています。 前立腺肥大症に対しては内服薬による治療が第一選択ですが、手術が必要なケースもあります。 その手術は近年の工学技術の発展により大きく進歩しております。
一方、わが国における前立腺がんによる死亡者は年々増加する傾向があります。第一線で患者さまに接することの多い開業医として、がんの予防と早期発見のために、 当院では最新の技術を取り入れつつ、これまでの経験をいかして適応を見極め、種々の検査を施行しています。また可能な限り地域の皆様と接する機会をつくり、 微力ながら前立腺肥大症・前立腺がんの啓発を行っております。
透析患者数も、その合併症も含め年々増加の傾向にありますが、わが国の透析医療は世界トップレベルにあり、透析歴20年以上の方も多くいらっしゃいます。 今後の透析医療には、ますます生活の質(QOL)の向上が求められています。私たちは、透析患者さまができる限り普通の生活ができるよう、これまでの経験をいかし、患者さまの立場に立ち、誠実な透析医療を続けていきます。
私は宮崎で生まれ、これまで授かった数々の恩恵を、患者さまの立場にたった誠実な医療の提供によって、微力ながら地域医療に貢献することに、半生を捧げる所存です。
今後とも、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
院長 医学博士
福田 聡一郎
おしらせ
- 2024年9月17日(火) 投稿
- 当番医・振替休診のお知らせ
12月30日(月)は当番医となっております。また、12月27日(金)は振替休診とさせていただきます。
交通アクセス
イオン宮崎店から |
1.2km。 イオン宮崎店南側道路を 西に約200m、新別府川を超え 最初の角を右折30m、左手。 |
約3分。徒歩約15分。 |
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宮崎駅から |
宮崎駅から青葉町経由シーガイヤ行き。久保田バス停下車すぐ。 |
約30分 |
宮崎駅から |
宮崎駅西口から青葉町交差点へ。交差点右折(東方向へ)イオン宮崎方向へ。イオン宮崎点手前新別府川手前を左折 | 約10分 |
宮崎空港から (有料道路経由) |
一ツ葉有料道路の赤江乗口まですすむ。 一ツ葉有料道路をイオン宮崎方面へ 一の宮交差点を通過して中央市場西交差点を左折(西方向へ) |
約16分 |
各所に看板や電柱広告がありますので、参考にして下さい
交通状態で到達時間には差が出る場合があります
緊急時の診療体制について
当院では、入院患者様の症状の急変に備え、速やかに診療を行なう体制を確保しています。
名称 | 医療法人社団 福生会 ふくだ泌尿器科 |
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院長 | 福田 聡一郎 |
下記の医療機関とも連携して、夜間の急変時に備え緊急体制をとっています。
連携医療機関 | |
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名称 | 外山内科神経内科医院 |
院長 | 外山 博一 先生 |
電話番号 | 0985(28)1388 |
連携入院医療機関 | |
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名称 | 宮崎善仁会病院 |
院長 | 関谷 亮 先生 |
電話番号 | 0985(26)1599 |
連携訪問看護ステーション | |
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名称 | 訪問看護ステーション「一ツ葉」 |
電話番号 | 0985(37)1234 |
関連施設のごあんない
当院からの紹介施設、関連施設のご案内です
診療日カレンダー
2024年10月10日(木)
*** 本日は午後休診日 ***
日曜祝日 | 午後休診 | 休診日 | 当番医 |
※日曜祝日は当番医の場合がございます。 | |||
※予定外休診の場合がございます。 | |||
※おしらせでご確認ください。 |
コラム
50歳を超えたら PSA検査を
~前立腺がんの早期発見~
日本では前立腺がん患者が急速に増え続けています。60歳代前半からは男性がんの中で第1位の患者数です。超高齢化社会を迎え、今後も増加が予想されます。
~血液検査で発見可能~
前立腺がんは、比較的簡単な検査で発見されます。それは血液検査でPSA(がんになると血液中に増加する前立腺特有の物質)を測定する検査です。約1mの血液で検査可能で、前立腺がんを早い段階で発見できる最も有用な検査方法です。
~自覚症状はなく進行しやすい~
前立腺がんは初期の段階では自覚症状はありません。以前は骨の痛みなどで初めて気が付く場合も多く、診断がついた時には既に進行 がんや転移がんとなっている人が7~8割にのぼっていました。最近はPSA検査の進歩で、進行したがんは減ってきています。PSA値が高いと判定された際は、すぐに泌尿器科専門医 を受診してください。専門施設ではさまざまな検査施設ではさまざまな検査を施行します。場合によっては、定期的にPSA検査をして経過をみることもあります。 検査が必要と判断した際に生検組織検査) します。
~早期発見で 根治可能ながん~
がんと診断された際の治 療法には監視療法や待機療法、外科療法、放射線療法、ホルモン療法、化学療法がありますが、治療法の選択はがんの進展度、発見時の PSA値、がん組織の悪性度、年齢と期待余命(これ から先、どのくらい生きることができるかの見通し)、さらにはご自身の病気に対する考え方やライフスタイルなどを考慮する必要があります。 前立腺がんの死亡率の低さもあり、「死なないがん」と誤解されがちですが、いずれにせよ、早期発見されれば根治可能ながんなので、まずはPSA検査を受けることをお勧めします。
中高年男性は、ご自身の健康管理のために、ぜひ前立腺がんに関心を持ち、PSA検査のことをよく知ってください。PSA検査はほぼ全ての医療機関で実施可能です。かかりつけ医や近くのクリニックにご相談ください。
(2024/07/24 投稿)